こんにちは!大成ERC経理部の須山雄介です。
今まで長きにわたってお届けしてきたパーソナルトレーナー編のメルマガですが、今回でなんと最終回!!本日のメルマガは、今までの総集編プラス私の想いをまるっとお届け。これまで、ダイエットやボディメイク、筋トレ、食事、PFCバランス、カロリー、脂肪と筋肉の関係など、いろいろなことを書いてきました。
「どうすれば痩せるの?」
「筋肉を付けるにはどうすればいいの?」
「何を食べればいいの?」
「運動はどれくらいすればいいの?」
振り返ってみると、結構いろんな話をしてきましたが、結局、筋トレって何のためにやるんでしょう?最後はそんな話をしてみたいと思います。
■筋肉は、ただ筋トレをすれば付くわけではない■
まず、筋トレの話から。筋肉を付けるには、漸進性過負荷の原則に従い、トレーニングを継続しながら、少しずつ負荷を増やしていくことが必要です。ただ、筋トレをすれば勝手に筋肉がどんどん付いていくわけではありません。筋肉に刺激を与えて、しっかり栄養を摂って、休養をとって、そしてそれを継続する。この繰り返しによって、少しずつ体が変わっていきます。そして、ダイエットをするときには、もう一つ筋トレの重要な役割があります。それが、「筋肉をできるだけ落とさない」ということです。体重を減らそうとすると、脂肪だけが都合よく減ってくれるわけではありません。何もしなければ、筋肉も一緒に減ってしまいます。だからダイエット中に筋トレをする。筋肉を大きくするためだけではありません。「この筋肉はまだ必要だから残せ!」と、体に訴えるわけです。言ってみれば、「この筋肉、まだ使いますから!!」という意思表示です。これまで私は、筋トレの方法や、負荷のかけ方など、いろいろな話をしてきました。でも、今振り返ってみると、筋トレで一番大切なのは、「自分の体を、自分で理解すること」であると思います。
■食事も、結局は「自分を知ること」■
そして、筋トレと切っても切れないのが食事です。これまで、カロリーやPFCバランス、たんぱく質、脂質、炭水化物などについてもお話ししてきました。ただ、「この食材を食べれば痩せる!」とか、「この食事だけ食べていればOK!」という話ではありません。大切なのは、自分が何を、どれくらい食べているのかを知ること。例えば、「そんなに食べているつもりはないんだけどなぁ」と思っていても、実際に一日の食事を書き出してみると、「あれ?結構食べてるな」なんてことがあります。逆もあります。思ったより食べていなかったりもします。つまり、自分の感覚だけでは分からないことが結構あるんです。だからこそ、カロリーやPFCバランスを知る意味があります。数字に縛られるためではなく、自分の食生活を知るため。そして、食事を考えるうえでは、やっぱり自炊ははずせません。以前も書きましたが、自炊は最強です!何をどれくらい使ったのか分かりますからね。もちろん、毎日自炊しなければいけないという話ではありません。外食もいい。好きなものを食べてもいい。大切なのは、「自分は何を食べているのか」を少し意識することです。
■そして、運動はジムの中だけではない■
もう一つ、これまでもお伝えしてきましたが、「日常的に体を動かすこと」が大切だと私は思います。昔の人は、今ほど便利な生活をしていません。歩かなければ移動できない。物を運ばなければならない。階段を使わなければならない。立っている時間も多い。つまり、生きているだけで、それなりに体を使っていたわけです。ところが現代はどうでしょう。車、電車、エレベーター、デスクワーク、スマホ・・・。座ったままでも生活できてしまいます。これはめちゃくちゃ便利です。でも、体からすると、「最近、仕事が減ったんですけど」という状態かもしれません。だから、「ジムで1時間筋トレしたから、今日の運動は終わり!」ではなく、それとは別に、歩く。階段を使う。少し遠くまで歩いて買い物に行く。休憩中に少し動く。こうした日々の小さな活動の積み重ねが大切です。
■結局は全部つながっている!!■
ここまでの話をまとめると、筋トレをする → 自分の体に興味を持つ → 食事を意識する → 自分が何をどれくらい食べているのか分かる → 日常生活でも体を動かすようになる → 体力が付く → 体が変わる → 健康になる。こうやって考えると、筋トレ、食事、ダイエット、運動って、全部別々の話ではありません。全部つながっています。そして、その先にあるものは何なのか。
私は、「人生」だと思っています。
■筋トレの目的は、ムキムキになることだけではない■
筋トレをする理由は、人それぞれです。痩せたい。筋肉を付けたい。見た目を良くしたい。健康になりたい。もちろん、それでいいと思います。でも、その先にはもっといろいろなことがあります。旅行に行ったとき、たくさん歩いても疲れにくい。子どもや家族と一緒に遊べる。好きな場所へ自分の足で行ける。年齢を重ねても、自分の足で歩ける。好きなものを食べるために、普段から自分の体を管理する。そして、
「ちょっとやってみたいな」
と思ったときに、体がその邪魔をしない。これって、結構大事なことだと思います。
■「体が動く」ということは、人生の選択肢が増えるということ■
例えば、旅行に行きたい。でも、長時間歩くのがつらい。だったら、行きたい場所を諦めるかもしれません。家族と遊びたい。でも、体力がない。だったら、一緒に遊ぶ時間が短くなるかもしれません。ちょっと遠くまで行ってみたい。でも、歩くのが大変。だったら、行くこと自体をやめてしまうかもしれません。もちろん、人生には体力だけではどうにもならないこともあります。でも、「体が動く」というだけで、できることは確実に増えます。だから私は、
「筋トレをする=筋肉を付ける」だけではないと思っています。
筋トレをする。体を動かす。食事を意識する。自分の体を大切にする。その結果、人生でできること、楽しめることを増やしていく。これも、筋トレの大きな意味の一つだと思います。
■最後に伝えたいこと■
これまで私は、パーソナルトレーナーとして、いろいろな「方法」をお伝えしてきました。
筋トレのやり方。食事の考え方。ダイエットの方法。カロリーやPFCバランス。運動の大切さ。でも、最後に一番伝えたいのは、
「○○を食べましょう」とか、
「週に○回筋トレしましょう」ということではありません。
もちろん、そういった具体的な方法も大切です。ただ、それ以上に、自分の体を大切にしてください。ということです。年齢を重ねれば、若い頃と同じようにはいかないことも増えてきます。体力も少しずつ変わります。筋肉も落ちやすくなります。「もう歳だから仕方ない」と思うこともあるかもしれません。でも、「まだまだ自分の体でやりたいことがある」と思えるなら、そのためにできることはあります。いきなり本格的な筋トレを始めなくてもいい。毎日少し歩く。階段を使ってみる。食べる量を少し意識してみる。たんぱく質を意識してみる。できる範囲で体を動かしてみる。そんな小さなことでもいいと思います。筋トレを特別なイベントにするのではなく、
「自分の人生を楽しむために、自分の体を整える時間」
くらいに考えてもらえたら嬉しいです。今回で、私のパーソナルトレーナーとしてのメルマガは最後になります。私がこれまで書いてきたことの中から、一つでも皆様の生活に役立つものがあったのであれば、パーソナルトレーナーとしてこれほど嬉しいことはありません。そして、これからもぜひ、自分の体を少しだけ気にしてあげてください。少しだけ動かしてあげてください。少しだけ食事を意識してあげてください。その積み重ねが、何年後、何十年後の自分を作っていくと思います。そして何より、
「やってみたい」と思ったとき、自分の体を理由に諦めなくていい人生を送ってください。
これまでお伝えしてきた筋トレや食事の話が、皆様のQOL向上につながるだけでなく、これから先の人生を思いっきり楽しむための「体」づくりにつながれば、パーソナルトレーナーとして最後のメルマガを書いた意味があったと思います。
