あけましておめでとうございます!
大成ERC経理部の須山雄介です。
新年早々、今回も引き続き、パーソナルトレーナーに関するお話、特にダイエットに関するお話をお届けします。前回のメルマガでは、PFCバランスに触れながら、脂質の取り過ぎが主なダイエットの失敗理由になる事をお伝えしました。脂質(この場合の脂質とは、特に食用油のことを指しています)は肉眼で見えないがゆえに、知らず知らずのうちにカロリーの過剰摂取につながり、自分ではダイエットを頑張っているつもりでも、一向に結果が伴わない、そのような方が非常に多いです。摂取する油は、フィッシュオイル等の体に極めて必要なものに制限をかけ、PFCバランスを保つことでダイエットが成功に近づきます。今回は代謝について基本的な部分を理解することで、より理想の体に近づいていきましょう。
一日の代謝量を知る事で自分の体について理解し、理想の自分に近づこう!!
【一日の総代謝量】
私たちの1日の総消費エネルギーは、主に次の3つで構成されています。
・基礎代謝(約60%)
基礎代謝とは、何もしていなくても生命を維持するために消費されるエネルギーです。呼吸や体温維持、内臓の働きなどに使われ、1日の消費量の中で最も大きな割合を占めます。
・活動代謝(約30%)
活動代謝は、歩く・運動する・家事をするなど、体を動かすことで消費されるエネルギーです。日常生活の動きや運動量によって大きく変わり、自分の意識次第で増やすことができます。
・食事誘発性熱産生(約10%)
食事誘発性熱産生とは、食べたものを消化・吸収・代謝する際に使われるエネルギーです。特にたんぱく質を摂ることで高まり、食事内容が代謝に影響します。
~結局運動を頑張ってエネルギーをたくさん使ってください、ということでしょ~
みなさんの心の声が聞こえてきそうです。もちろんそれも大事な考え方です。ですが、もっと簡単に代謝を稼ぐ方法があります。「食事誘発性熱産生」の部分をよーくご覧ください。「タンパク質を摂ることで高まる」と書いてあります。これはいったいどういうことなのでしょう???今回はここを少し掘り下げてみましょう。
【満腹感もアップ!筋肉も維持!食べただけで代謝に回る栄養素 タンパク質】
食事誘発性熱産生は、食べたものを消化・吸収・代謝する際に使われるエネルギーです。その中でもたんぱく質は特に代謝への影響が大きい栄養素です。具体的には、摂取したたんぱく質の約20~30%が、消化や分解、代謝の過程でエネルギーとして消費されるといわれています。一方、糖質は約5~10%、脂質は約0~3%程度とされており、たんぱく質の代謝効率の高さが際立ちます。つまり、食事のうち、たんぱく質を400kcal摂取すると、そのうち80~120kcalは体内で使われる計算になります。さらに、たんぱく質は筋肉の材料となり、基礎代謝の維持や向上にも貢献します。日々の食事で意識的にたんぱく質を摂ることは、食事誘発性熱産生を高めながら、太りにくい体づくりにつながるのです。
【これを続けると数字以上の効果!!】
先程、たんぱく質を400kcal摂取すると、そのうち80~120kcalは体内で使われる、とお伝えしました。「なんだ、それだけか・・・」そう思われた方も多いと思います。しかし、侮ることなかれ、100kcalを運動で消費しようと思ったら、ランニングを15分行う事が必要です!!健康的に走ることが好きな方は苦にはならないかと思いますが、そうでない方にとっては、毎日15分のランニングは「苦行」ではないでしょうか。普段から食事が炭水化物(糖質)に偏りがちな方、普段の食生活を見直す(炭水化物の量を減らし、その分たんぱく質を摂取する)いいチャンスかもしれません。
※体重1kgを減らす = 7,200kcal の消費が必要です
仮に食事を見直し、今までより100kcal消費が優位な状態が1年間続いた場合、
100kcal × 365日 = 36,500kcal(約5kgの減量効果!!)
【結局、小さい事の積み重ねが重要】
ライザップ等のCMを見ると、簡単に、数カ月で結果が出る、と思い込みがちです。短時間で結果を出そうと思ったら、それなりのリスクをとる必要があります(荒療治ということ)。ダイエットが必要な場合、ほとんどの方が、時間をかけて、脂肪を蓄積してきたはずです。ということはそれだけ、本来はダイエットに時間がかかる、という事です。リスクをとり、短時間で結果が出たとしても、なぜダイエットが成功したのか、自分の中で納得して、理由もわかった上で成功しているわけではないので、結局前の姿に戻っていきます(リバウンド、ということ)。自分の体と本当に向き合うというのは、そんな簡単なものではありません。なぜそうなるのか、理解して、継続して、時間をかけて、理想の自分になっていくのです。
このメルマガがみなさまのQOL向上に役立てば幸いです。
