こんにちは!
大成ERC経理部の須山雄介です。
これまで私が担当しましたメルマガでは、資産運用についての情報発信をして参りました。株式については、インデックスで長期投資(投資信託で、アメリカ全体、又は世界全体に投資)。債券については、格付けが高く、信頼度の高いもので、金利(インカムゲイン)をもらいながら、満期保有を目指します。インフレ時代で自分の資産を「守る」ために、いよいよ今回で最終回!!今までの話は全て資産運用における土台部分(コア)の話でした。今回は堅い話は抜きにして、サテライト部分の話ができればと思います。
「コア サテライト戦略」でクワドラント(労働者と投資家)のポジション確立です。
コア・サテライト戦略
コア&サテライト戦略とは、安定的に運用する「コア」と、リスクをとって高いリターンをめざす積極投資の「サテライト」をバランスよく配置することで、過度なリスクを回避しながらリターンの上積みをめざす投資運用戦略です。
インデックス投資や債券投資は、資産運用でまさに「コア」とすべき位置づけです。すでにインデックス投資や債券投資を行っている方であればお気づきかと思いますが・・・・・・とても退屈です!!(笑)。なぜなら、【何もすることがない】からです。長期投資前提のインデックス投資は積立投資が基本です。一度積立設定をしてしまえば、自動的に株式は購入されますし、その売却時期は相当先(15年程度)ですので、現在の株価の上下はほとんど無意味です。また、債券投資は、償還時期になれば元本は戻ってきますし、その間金利を受け取るだけですので、何もする必要がありません。そこで登場するのがサテライト部分の投資です。具体的に、どのような投資があるかを下記に列挙してみます。
・米国個別株
・日本個別株
・REAT(国内外)
・金(最高値更新中)
・仮想通貨(ビットコイン等)
リスク・リターンの差が大きい
年間リターンが20%超とすさまじい伸びを見せた株式市場ですが、そのような例外的な期間を含んでも、インデックス投資の年間リターンの平均は7%前後といわれています。100万円投資して、1年で7万円増えました、という感じです(複利の破壊力は、資金が大きくなってからの話)。株式というリスクをとっても、この程度のリターンですと、「なんだ、たいしたことないな。もっと増える投資はないかな。」と、投資経験がある人であれば、みなさん一度はそう思うはずです。そこで登場するのがサテライト部分の投資です。
最後の資産運用メルマガですので、少しだけ夢のある投資の話をしようと思います。たった一年程度でも、10倍以上になる株式というのは存在します。
みなさんがよく知っている日本の企業で、テンバガー(株価が10倍以上になること)した企業の一例を下記の列挙します。
・ファーストリテイリング(ユニクロ GU) 15年で約70倍
・キーエンス(日本が誇る最強企業) 12年で約26倍
・ワークマン 10年で約40倍
・ゼンショーホールディングス(すき家など)15年で約30倍
・Monotaro(モノタロウ) 5年で約23倍
・ガンホー(パズドラ) 1年で100倍以上・・・衝撃の上昇率
・その他米国の最強企業マグニフィセントセブンの7社(アルファベット・アップル・メタ・アマゾン・マイクロソフト・テスラ・エヌビディア)等
こんな身近なところに、とんでもない成長を遂げる企業はあります。
こういう企業を見つけるのは、実は投資家ではなく、日常生活をよく知っている「主婦」、なんて言ったりもします。「なんかこの店舗、急に増えたな。もしかしたら流行るかも」なんていうちょっとした「気付き」が、夢をつかむチャンスだったりします。身近なところにちょっとした気づきがあったとき、その商品を販売している企業を調べてみる、というほんの少しの行動が、未来を大きく変えるかもしれません。
※ファーストリテイリングの単元購入額
2002年 75,600円 ⇒ 2025年 5,500,000円(史上最高値時点の価格)
金額にしてみてみると、すごいことがわかると思います。
100株75,600円で購入できた株式が、今売却すると5,500,000円です!!衝撃の金額ですよね。勇気(胆力)を出して、自分が信じたものを買ってみる。その行動ができた人だけが、このリターンを得ることができるのです。
※少しだけ小話
私の祖父は、今から30年以上前、私が高校生の時にMac(当時はマッキントッシュと呼ばれていたと思います)を購入し、いつでも使えるように、子供部屋に設置してくれました。当時、パソコンがある家庭はほとんどなかったと思います。私も使ってみましたが、どうしてよいかわからず、気づけば放置されていました。現代のように、検索すれば何でも解決する時代ではありませんでしたので、どうしようもなかったと言えばそれまでですが、そこには途方もないチャンスがあったと、今でも思います(誰よりも早くPCの事を理解するチャンスでしたし、アップルという企業に誰よりも早く気づくチャンスだったと思います)。私が今でも一番尊敬している祖父ですが、すさまじい先見の明があった人でした。(アップルの株価が当時からどうなっているか、ご興味のある方は調べてみて下さい)
とはいえ配分が大切
最後なので夢のある話をしましたが、何倍にもなる株式が存在する裏には、逆に1/10になってしまった、という株式も存在します(東日本大震災後の東京電力株は有名かと思います)。リスクの取り方を間違えると、一瞬で投資資金を失う事もあります。株式市場はその点、「容赦なし」です。機関投資家からみれば、「ありんこ」のような存在の個人投資家は、一瞬でマーケットから「退場」させられてしまいます。サテライトに使う投資資金は10~20%程度が無難かなと、私は思っていますが、これは人それぞれ考え方があると思います。適正金額は、投資経験でしか養えませんので、ご自身と向き合って、配分は考えてみてください。
世界経済の流れに興味を持つ トランプ関税の脅威
今の株式市場は、トランプ関税で大荒れです。アメリカ一強の時代に黄色信号が点灯しています(株安・ドル安・債券安のトリプル安が発生中)。あまり短期的な話はしたくないのですが、大きく変わる「時代の節目」になる可能性がありますので簡単に触れました。ほんの少しでも株式や債券、日本円以外の通貨を所有していると、他人事ではなく「自分事」として今の経済を見ることができます。関税の影響で過度なインフレが進み、企業業績にダメージを与え始めても、金融資産を持っていなければおそらく「他人事」でしょう。世界の経済の流れに興味を持てるようになる、という意味で、金融資産はとても良い資産であると私は思います。
最後に
気づけば約1年程度、資産運用の発信をしておりましたが、今回で最終回です(涙・・)
楽しんでいただけましたでしょうか??
次回以降は、もう一つの私の資格、パーソナルトレーナーにまつわる、健康やダイエット、ボディメイク等についての面白話ができればと思っています。
最後に私が好きな投資格言をご紹介して終わりにしたいと思います。
このメルマガが、みなさまの資産形成に少しでもお役に立てていれば幸いです。
投資格言
・見切り千両
損失が少ない内に、損失を覚悟して売却することで、損失を最小限にできる
・新値は買い
高値更新した株は買いサイン
・落ちてるナイフはつかむな
株価が急落しているときに買うと、大きな損失につながる可能性がある
・休むも相場
「買う」も「売る」もどちらも「しない」という選択肢
・頭と尻尾はくれてやれ
相場の「底」で購入して、相場の「天井」で売るはだれにもできない。
★稲妻が輝く一瞬に市場に居合わせなければならない★
★強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく★
★皆が貪欲なときに恐れ、皆が恐れているときに貪欲になれ★(ウォーレンバフェット)
